重要:本記事は個人の体験談であり、医学的アドバイスではありません。薬物の使用については必ず医師にご相談ください。
国内成人男性の約3.5人に1人が早漏の悩みを抱えています。性の悩み、特に早漏は男としての自尊心に直結するもので大変苦しいものです。
かくいう私も早漏です。早漏でした、というべきでしょうか。
この記事では私が早漏克服のために悪戦苦闘しつつ実践してきた様々な方法を詳しく解説していきます。
- 早漏の原因とその対策
- 明日から結果の出る即効の早漏対策
- 根本的な早漏対策
結論
まず結論です。明日から早漏を克服したいなら…
ED薬レビトラジェネリックとトノスを使うべし。
今すぐその内容を知りたい方は、目次の「早漏克服法5」を確認ください。
早漏の悩みなんてサクッと克服してしまいましょう!では、最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。
早漏とは
医学的には「挿入から1分以内に射精してしまう」状況と定義されています。
ちなみに女性が理想とする挿入時間の平均は9.7分。
我々早漏人としたら想像できない位のハードルの高さ。しかしながら、このハードルを超えなければ、自尊心を取り戻すことはできない。
早漏の原因として挙げられるのは、以下の3つ。
脳の過剰な興奮
脳が興奮し、自律神経が「交感神経優位」の状況に状態になると射精が起こりやすくなります。
要するに脳が性的刺激に慣れていないということにつきます。
骨盤底筋の衰え
射精は骨盤底筋の緊張が限界に達したときに起こります。この筋肉が衰えてくると、この緊張に耐えられなくなってきます。
つまり、この骨盤底筋が緊張しすぎないようにコントロールすることが重要です。
勃起力の低下
勃起力が低下すると、尿道の内圧が低くなってきます。そうなると射精しやすくなってしまいます。
早漏克服法1:根治トレーニング
ストップ&スタート法
広く知られていますが、マスタベーション中に射精しそうになったら一旦止める方法です。
具体的な方法は以下の通り。
- マスタベーションを行う。
- 射精しそうになったら手を止める。
- 射精感が落ち着いたら(45秒程度)再開。
- これを4回繰り返して5回目で射精する。
※トレーニング頻度は週4回が推奨されます。
早漏の原因の一つである「脳の過剰な興奮」を抑えることが目的。脳を性的刺激に耐えさせることが重要となります。
これには、普段のマスタベーションの仕方も大切です。どうしても、ささっと出してすっきりしたいという思いから短時間になりがちです。そのことがクセになり短時間での射精につながりもします。
ここはトレーニングだと割り切ってマスタベーションを行うようにしましょう。
骨盤底筋強化法
射精は骨盤底筋の緊張が限界に達したときに起こります。つまり、この骨盤底筋が緊張しすぎないようにコントロールすることができれば、射精までの時間を長くすることが可能になります。
また、骨盤底筋が衰えてくると、その緊張に耐えられなくなってきますので筋トレも必要です。

また、骨盤底筋が衰えてくると勃起力の低下につながります。それにより尿道が緩くなり、しかるに精液が通りやすくなり早漏となってしまいます。
そのため、骨盤底筋の強化は早漏改善のための重要な鍵となります。
具体的な方法は以下の通りです。
- ①骨盤底筋を確認する
-
おしっこ中に途中で止めるときに力が入る筋肉。
勃起時にさらにペニスを持ち上げたりピクっとさせるときに力の入る筋肉を意識します。 - ②骨盤底筋を鍛える
-
骨盤底筋を意識してギュッと5秒間緊張させ緩める、という動きを10回繰り返します。
それを1セットとして1日3セットを行います。
慣れてきたら5セット、10セットと増やしていきます。
トレーニング実践レポート
基本のストップ&スタート法から始めてみることに。
手で行うマスタベーションでは本番環境と違い、刺激が単調になってしまうので、器具の使用が推奨です。

TENGA 3D SPIRALとローションセットはおすすめです。
トレーニング設定は以下の通りとしました。
- 1分間に60回の上下運動
- 射精しそうになった時の休憩時間は45秒間
- 4回我慢して5回目に出す
- 週4回の実施
実施した結果は以下の通り。
4回我慢したトータルの持続タイムの週間ごとの平均値です。
| 1週目平均 | 4分30秒 |
| 2週目平均 | 6分10秒 |
| 3週目平均 | 5分20秒 |
| 4週目平均 | 6分20秒 |
| 5週目平均 | 6分40秒 |
実際トレーニングをしてみると週4回するのは結構難しい。仕事が忙しかったり体調が悪かったりしてしばらく休むとたちまち元に戻ってしまう。
しかし、トレーニングをすれば確実に持続時間が伸びることがわかったので、今後も継続していくこととする。
早漏克服法2:極厚コンドーム
厚手のコンドームを使うことによって刺激を減らす方法。単純明快である。
厚手のものは様々な製品がありますが、私が使ったのは「ゴクアツ」。

厚さは驚異の0.1ミリ。薄いものだと0.01ミリのものもある中で、その10倍!
実物を確認してみると、手触りで明らかに分厚いことがわかる。
そして黒い。表面にはローションが多めに塗られている。
試しに装着してみると、ゴムが厚く伸縮性が小さい関係か結構きつく感じる。ゴム製品を装着しているなという実感がある。
これは期待大だ!
実践レポート
挿入感覚としてはゴワゴワしたビニールを介してピストンをしている感じ。女性側もゴムっぽさを感じるようです。
結果は・・・
気持ちもったかな?という程度でした。
今まで2分だったものが2分半位にはなりました。
ゴムが厚い分、感覚は鈍りますが、その割にいつもと同じように射精感が抑えられない結果になりました。
普通のコンドームよりは効果がありますが、目標としている10分超えにはまだまだ道のりは遠いと感じます。
地道にトレーニングを続けるしかないようです。
早漏克服法3:内服薬
重要:以下の薬剤は医師の診断・処方が必要です。必ず専門医にご相談ください。
服用することで早漏を改善する薬が存在します。
その名は「プリリジー」。
日本国内では未承認薬ですが、一部のクリニックでは保険適用外で処方を受けることができます。
それ以外では、個人輸入で入手することになります。30mgの1錠で2,200円程度。

注意:個人輸入薬の使用は健康リスクを伴います。偽造薬や品質不良薬の可能性もあり、自己責任での使用となります。
この薬はもともとうつ病用としてあり、副作用として射精遅延の現象があったためその効用を高めて早漏治療薬としたものです。
即効性があり、性行為の1時間前に服用すればよく、効果は6時間程度持続します。
副作用の主なものは、頭痛、吐き気、下痢、など。副作用が強くなるためアルコールとの併用も不可です。
実践レポート
結果は・・・
8分程度もちました!これはすごい!画期的です。
これだけもてば色々な体位を試せる。こわごわではない余裕のピストンができる。
素晴らしい薬です。が、大きな問題がありました。
それは副作用。
とにかく、吐き気と胸やけがひどい。あと下痢も。翌日には頭痛も残ります。
正直、性行為を楽しむどころではない状態になってしまいました。
効果はあるので、この副作用をなんとかしたいものです。
薬が一気に体内に吸収されると副作用も強く出るので、対策として試したのは以下の2点。
- ピルカッターで錠剤を半分にして、30分の間隔をあけて服用する。
- 服用時は多めの水(500ml)を飲んで吸収を穏やかにする。
このことで最初の頃よりは副作用を軽減させ、なんとか耐えられるかなというレベルまでにはなりました。
しかし、このプリリジーが合うという方も多いです。
あるクリニックで「今まで3分以内だったのが30分になった、しかも副作用全くない!」という患者さんもいますよ、と聞いたことがあります。
薬との相性は人それぞれです。気持ち良さはそのままなので、あの快感が30分も続くのか、と想像するとなんとも羨ましい限りです。
早漏克服法4:塗り薬
次に試したのは、塗り薬「トノス」。

局所麻酔薬をペニスに塗る、という方法は昔から早漏対策としてポピュラーなものです。
副作用もないことから、試してみる価値はありそうです。
薬局、通販サイトで入手可能です。
デメリットは「気持ち良くない」というもの。セックスのメリットが根底から揺らぎそうですが、背に腹は代えられません。
今はとにかく持続時間です。
実践レポート
性行為の30分ほど前に、トノスを小豆大程度ペニス全体に塗布します。この時、半勃ちくらいにしておくと塗りやすくなります。
尿道口には塗らないようとの注意書きがあります。
すると、15分ほどで効果が出てペニスがしびれたようになり、感覚がなくなってきます。
トノスは性行為直前にシャワーなどで洗い流しておくことを忘れずに。そのまま女性がフェラなどしようものなら、口全体が痺れてしまいますので。
結果は・・・
8分ほどもちました!やるなトノス。
確かに、ペニスを刺激されることによる快感は薄くなりますが、余裕をもって自由に腰を振り挿入できる喜びの方が上回ります。
そのことにより、女性に十分な快感を感じさせることができ、その官能的な喘ぎ姿を目にしたときは感動ものです。
女性を気持ち良くさせることができるんだ!という体験は男としての自信を高めてくれます。
早漏克服法5:ED薬&塗り薬
重要:ED薬は医師の処方が必要な薬剤です。心疾患等の既往歴がある場合は使用できません。必ず医師にご相談ください。
この方法が現時点での最適解。
単独の解決策じゃなく複数を同時に実践すれば効果が高くなるのでは?という考えのもと、プリリジー(30mg)&塗り薬(トノス)を試してみましたが、やはり副作用がつらい。
なんとか他に方法がないかと探していたら、ED薬のレビトラに辿り着きました。

ED薬といえばバイアグラですが、このレビトラもメジャーらしい。
現在は製造中止になっていて、代わりにバルデナフィル錠(レビトラジェネリック)が流通しています。
勃起力には不満がないので、ED薬はノーマークでしたが、どうやら早漏にも効果があるとの臨床結果があるらしいです。

レビトラを服用することで挿入時間が0.6分→4.5分と大幅に改善したとのこと。これはすごい。
バルデナフィル錠(レビトラジェネリック)は一般の病院、またはオンライン診療クリニックで処方を受けることが可能です。
それ以外では、通販サイトで入手することになります。20mgの1錠で1,000~2,000円程度。

注意:サイトで購入した薬の使用は健康リスクを伴います。偽造薬や品質不良薬の可能性があり、自己責任での使用となります。
バルデナフィルは即効性があり、性行為の15~30分前に服用します。
10mgで5時間程度効果が持続。1日の上限は20mg。
主な副作用は、顔のほてり、頭痛、鼻詰まり、など。
実践レポート
性行為1時間前にトノスを小豆大程度ペニス全体に塗布しました。取説では30分前と書いてありますが、今回は長めに時間をとって痺れ度合いを強くしてみます。
すると、15分ほどで効果が出てペニスがしびれたようになり、感覚がなくなってきます。トノスは性行為直前にシャワーなどで洗い流しておくことを忘れずに。
今回バルデナフィルは初めてなので、20mg錠を半分の10mgにカットして使用することに。性行為30分ほど前に多めの水で服用。
薬が効いてくると、顔がほてってくる感じがします。ED薬を飲んでもいきなり勃起状態となることはなく、性的刺激に反応して勃ちます。
勃起時の感覚は「なんか人工的な固さだな」というものでした。
結果は・・・
なんと20分もちました!
我が人生最長記録。新たなステージに到達した気分です。
今までの恐る恐るのピストン、出し入れ短めストロークの日々が過去のものに。
膣から抜けそうになる位置まで引いたところから、お互いの陰毛がぶつかるところまでの深い挿入の繰り返しが余裕でできる。
バックスタイルで、あこがれの「パンパンとリズミカルに音を立ててのピストン」ができる。しかも限界のスピードの腰振りで。
女性に「すごい、激しすぎ、イイ!」と言われたのは初めてで、それは感動ものでした。
男としての喜び、充実感をセックスで感じることができるようになるとは思いもよりませんでした。
ペニスによる快感が薄いことは、正直問題にならないくらいの満足感です。
最後は「そろそろいくか」と逆に射精しようと自分で思った上でフィニッシュとなり、パートナーも大満足の結果に。
副作用は、若干の顔のほてりと頭痛。これは、プリリジーの時と比べても全然許容範囲内のものでした。
自分にとってはこの「ED薬&塗り薬」の組み合わせが現時点での最強の解決策となりました。
でもやっぱり、根本的に早漏を改善して「気持ち良い挿入」ができるようになりたいというのが本音です。
ストップ&スタート法と骨盤底筋トレーニングは、今後も継続して実践していこうと考えています。

重要な注意事項
- 本記事は個人の体験談であり、医学的アドバイスではありません
- 薬物療法については必ず医師の診断・処方を受けてください
- 個人差があり、同様の効果が得られるとは限りません
- 副作用や健康リスクを十分理解した上で判断してください
今回紹介した克服法があなたの現状を改善し、素晴らしいセックス体験につながれば幸いです。

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